1980年代のシティ・ポップ・ブームのなかでサマー・サウンドの達人として独自のポジションを築いた村田和人。そんな彼がなんと14年振りに発表するオリジナル新作で久々に夏男ぶりを発揮した。西海岸サウンドをベースにハワイアンやボサノヴァの要素も加えたサウンドの上に、衰え知らずのハートフルで爽やかな歌声が気持ちよく乗る。かつて司会を務めたNHKの音楽番組で作曲したナンバーも初収録だ。(ADLIB)
村田は不滅
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このアルバム、言う事無しです。
ビクター移籍第1弾「Hello Again」にも通じるような、
切なさと力強いボーカル、たまりません。
このアルバムを聴いて、改めて村田さんの全作品を聞いてみてください。
その不滅さを再認識するでしょう。
このアルバム、いい意味で初期のムーン時代への回帰。アレンジもいい感じです
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この14年ぶりのアルバムとなる「ずーーっと夏」。その前に前作(NOW RECORDING+は除いて)ビクター時代の「Sweet Vibration」を聴いて、ノリのいい曲ばかりでこれもいいなあと思っていたところで購入した新アルバム。
CDプレイヤーに入れて聞いたとたん、昔の山下達郎プロデュースのムーンレコードの時代のアレンジに似たアルバムに仕上がっていて、明らかにビクター時代とは指向性が違う感じ。ビクター時代の音もいいけど、村田和人の原点はこの「ずーーっと夏」系の音。
ライブに行きたくなりました。
これぞ夏!
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10数年ぶりに村田さんのアルバムを購入しました。
昔と変わってたらどうしよう、とドキドキでしたが
1曲目から「これが村田だ!」といわんばかりの村田節で嬉しかったです。
昔よく聞いてた曲を彷彿させるフレーズもあり、心地よく聞かせてもらってます。
声が全然変わってないのがすごいです。
終わらない夏
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人生の夏をとうに過ぎた僕は毎年のように夏になると達郎の夏への扉を聴きながら、ハイラインの「夏への扉」を読んだり、須藤や村田の昔のCDを聴く事で僕の人生の夏を取り戻そうとあがいてきた。今度のCDは昔の曲ではなく、まさに今年の夏の新譜である。昔の僕は絶対に聴くことはできない。しかも昔の村田作品との違和感は全く感じない。村田ワールド全開なのだ。この夏はおそらくこのCDを何十回と聴くだろうけど、今年の夏はちょっとだけ人生の夏に戻れるような気がする。
待ち焦がれていました!
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ずっと待っていました、村田さん!
良くぞ夏休み前に出してくれました。
学生時代にリアルタイムに聴いていた僕にとっては、
『Boy's Life』を思わせるオープニングで、いきなり村田ワールド全開。
今回は、ひとっとびに高校時代の夏へ連れて行ってくれる、
『少年サイダー』が一番のお気に入り。
繰り返しのメロディーが調子をかえる後半、歌詞が心をキュっとつかんで離しません。
初めてのデートってこんな感じだったなあ。
練り上げられた素晴らしい作品ですね。
すでにアルバム全体を2桁回数繰返して聴いており、この夏はこれで行く!という位置付け。
まだ発売されたばかりですが、もう次のアルバムが待ち遠しい!