New Found GloryのギタリストであるChad Gilbertをプロデューサーに迎え、ポップさを押し出しつつ、パンク、エモ／スクリーモといった彼ら本来のハードコアなスタイルもしっかりと伺える良盤。
もちろんクリーンボイスとデスボイスの交錯は健在です。

バラエティに富む内容のため、ともすれば破綻しがちだが、アルバム一枚を通して聴くと非常にまとまっている印象を受ける。
このあたりが、このバンドが持つ底力なのかも知れない。
それは、ビルボードのインディーズチャート1位奪取という結果にも現れている。

アブソリュートパンク一押しって事で買ってみたんですが、これが大当たり。
ソリッドでヘヴィなギターと叙情的で、ときにポップなメロディとスクリーム。
まるで今インディーシーンにあるスタイルをすべて高いレベルで融合させたかの様。

パンク、スクリーモ、ハードコアなど色んな層に支持されるべきバンドだと
自信を持って推薦します。

このA Day to Rememberについてははまったく知らなかったのですが

１曲目の出だしが、インドネシアの『ケチャ』みたいという理由のみで購入☆


楽曲は

ハスキーでドスの聞いた声と

さわやかボイスの「掛け合い」が、バランスよく展開し

硬軟おりまぜたメロディは

泥臭く、バラエティに富んでいるとは言えないものの

自分たちのサウンドを確立し、それを表現しきっている

―という印象を受け、好感が持てます



ラストを締めくくる

「If It Means a Lot to you」は

アコースティックな出だしの本アルバムの中では異色作。


いつまでも野太い声が登場せず

なぜか女性ボーカルとソフトボイスの掛け合いが続き

少々不安になりましたが(苦笑)

最後は全員登場で終了


アルバムの最後を飾るにぴったりな楽曲で

理屈抜きで好きです☆


ビルボードのインディーズ・チャートで１位を獲得した本アルバム

人よりも早く、注目の若手をチェックしたい方にはとってもおススメです☆☆

SUM41に絶叫をプラスした感じで、めちゃカッコイイ!特に三曲目が良かったぁ。多分、このバンド大物になるよ。
是非試聴してみてください。