似て非なる話2つでどちらがお好みの方でもお楽しみいただけます
★★★★☆
「ケモノの品格」と「ケダモノの品格」の二本立て。
ケモノ部下×ツンデレ上司、ケダモノSP×色気社長。
片方は攻めがリード、もう片方は受けがどちらかいうとリードで、似たような話に見えて全く違う、似て非なる話2つでどちらがお好みの方でもお楽しみいただけます。
押せ押せの攻めと控え目で人に誤解されがちな受けの「ケモノの〜」方はひねりがない力関係なのですっと話に入りやすい。たぶん読者も予想ができる展開でまとまっています。
対する「ケダモノ〜」は強いリード型だと思っていた攻めが意外にヘタレていて受け主導。傲慢でわがままな受けを力で押さえつけることができずに尻にひかれたような感じなのに外見や物言いは上から目線だったりして、お前はどっちなんだ?と微妙〜にうざくなったのがマイナス星一つの原因。まぁ趣味の域で自分が気に入らなかっただけなので、この点は気にしないでいいと思いますよ。
読んで全くNGってことはないです。
まあ最後のエロは攻めの言葉もちょっと乱暴でやっと当初の雰囲気回復か?でほっとするやら嬉しいやら(笑)
描き下ろしで「ケモノ〜」のショート調教編が収録されていますがこれは「ツンデレの萌え」という定義上必見!
普段いつも恥ずかしがって一歩引いている受けの城戸がついにフェ●を最後まで・・・彼の舌の動きがエロすぎて読みながら口端からヨダレが……、あ失礼。