ミケ−レ・ルッピのAORサイドの本気プロジェクト!!
★★★★★
ミケーレ・ルッピのAORプロジェクトといっても良いロサンゼルスにトミー・ディナンダーが参加した時点で、メロハー系ファンは必聴ですね!
個人的にはM5、8、11の3曲の胸のすくようなナンバーだけでもガッツポーズものの感動だったけど、(特にM5は歌詞といいポジティブでハードポップなサウンドといいメロハーファンの間では名盤のfrozen rain の「waiting for you」を思い出させる胸が熱くなる最高なハードポップナンバー!!)M1のガッツィーでバーニンなギターリフとハーモ二クスを織り交ぜながらのセンス抜群のギターソロもいいし、M4をはじめとしたバラードも素晴しい!!
何といってもミケーレのヴォーカルがガッツと瑞々しさが溢れていて最高!!まさにイクとこまでイッたるけんね的な、胸のど真ん中を突き抜けて行くような爽快&痛快極まるヴォーカルが楽曲の魅力を何倍にも高めている!!
比較的AOR色の強かったリチャード・マークスを中心とするカヴァー集でもあった1stも良かったが、今回はなんといってもオリジナルナンバー中心で構成されていて、ミケーレのこのプロジェクトにかける本気度が伝わってくる。ちょっと突き抜けた感じで非常に風通しのいい空気で溢れていて、聴いていて本当に気持ちいい。
1stの時のように国内版がすぐに入手困難になったりしないことを願いたい。
そして、これからもコンスタントにアルバムを発表してほしい。