私は企業のＷｅｂ担当者をしています。
自分でも企画を考えますが、外注業者さんからの提案も受けています。
しかしながら、やはり自分の頭で考えてプランニングし、やってみないことには、
提案の良し悪しの判断ができません。

そこで、前回「Ｗｅｂマーケティングコンサルタント養成講座」も読んだこともあり、
今回本書を購読してみました。

自社製品の特性を考えつつ、事業計画を構築し、市場の流れに沿って
投入するなど、マーケティング要素を取り入れつつ、具体的なコンテンツ作成、ＰＤＣＡや効果測定の考え方、
ネットで売れる商品・売れない商品の商品の3つの型など、現在まだｅコマースをしていなくとも
知っておかなければいけない基本的な内容からすすんだ内容までびっしり書かれており、
今後のプランニングに役立ちそうだと思いました。

自社商品だとすでに分かりきっているところもあったのですが、
分析チャートや成長モデル等をあらためて見直してみると、気がつく点あり。

やはり基本は定期的に見直さなければいけないし、大事ですよね。

ちなみに私の会社の自社製品は本書を読むあたり、やはりネットでは売りにくいカテゴリーになるようです。（読みながら納得）。
しかしながら、成長モデル次第では、ものすごく売りやすいものにかわる予測もできます。

本書の内容を上手に使って、事業策定を計画しようと思いました。

Ｗｅｂ担当者なら、おさえておきたい基本の1冊だと思います。

eコマースを行うにあたって、
事前準備をしっかりと行うということが丁寧に書かれていました。
計画を立てて明確に事業を進めることが重要だと思いました。
中でもインターネットで売れる商品と売れない商品を
見極めるというポイントはとても勉強になりました。
内容は少しかたい雰囲気はありますが、
順序にそって説明がされており、わかりやすい内容だと感じました。

やや教科書的な雰囲気の本ですが、よくまとまっていてわかりやすいです。
ECをはじめるのであれば、まずこの本から読むと良いかもしれません。
プランニングとありますが、すでにECを運営している人にもおすすめできます。
今の時点で、ECに関する知識・ノウハウの集大成と言えるのでは？
網羅的でありながら中身の濃い一冊です。