この作品中では他の作品では見落とされがちな彼の不遇な時代に重点を置き、成り上がっていく過程での見事な謀略と地位を得てからの変貌振りが激しく対比されている。
かなり分厚いが小説的脚色が濃めについているので苦も無く読める筈だ。