"Rainbow Voice"を持つFemale Singer"宏実"の1stミニアルバム。Rainbowにこだわったかのような全"7"曲の製作陣には、"村山晋一郎"氏、"Nao'ymt"氏、"U-Key Zone"氏など、日本のトップクラスの気鋭のプロデューサーが名を連ねる。
アルバムのスタートを飾る(1)は、洋楽リスナーにも十分にアピールしそうな英詞を存分に絡めた、リードトラックに相応しいアップチューン。余すことなく披露されるパワフルなフェイク、セルフコーラスに思わず耳を奪われる。その後も、"Nao'ymt"氏が手掛ける王道バラードの(2)、恋愛での裏腹な女心を歌う(3)、男性目線の美メロミッドの(4)と、彼女の歌声が活きる好曲の連続。自身の演奏する琴の音色をフィーチャーした、これぞ和風R&Bな(8)なんか、遠距離恋愛の切なさが歌詞、メロディ、ボーカルそれぞれに表れており涙もの。
それぞれの曲の雰囲気に合わせるように披露される歌声はまさに7通り。アルバムを聴き終わったあと"Rainbow Voice"という文句が伊達ではないことを思い知る。

Nao'ymtのWit'に参加したアーティストは皆すばらしいですが特に宏実さんはすごいです!それぞれ違う色の曲を歌いこなしてます!

2曲目の「Complete」をたまたまYOUTUBEで聞いて、とても耳に残り買いました。

なんでもアメリカに２年半留学しそこでボイストレーニングをうけ、ボストンのラジオ局主催のコンペンションで優勝したそうです。その後日本で様々のアーティストとコラボをし注目を集めているそうです。

個人的には捨て曲なしの良いミニアルバムだと思います。iTunesでも視聴できたりするのでぜひ聞いてみてください。とくにCompleteオススメです。

　この「True Colors」は１曲毎に違った曲調なのですが、それぞれの曲を多彩な表現力で歌っていて、その落ち着きながら艶があり伸びのある歌声に打ちのめされました。
特にリード曲である「Complete」は宏実さん自身が作詞されたそうで、宏実さんの音楽に対する熱い思いと素晴らしい感性、そして歌手としてのプライド（良い意味です）が込められていて、何回聞いてもその都度心を揺さぶられるような感動を覚えます。

これからどんな曲を聴かせてもらえるか本当に楽しみです！