Good Sound, Excellent Play !!
★★★★★
Blue NoteにMoanin'を吹き込んだBlakeyは同じメンバーで1ヶ月のヨーロッパ公演を敢行。
その時の演奏はFontanaやRCAで発表されました。特に最終日(1958/12/21),Club St. Germainでの様子は何度も発売され名盤の誉が高い。
Golsonのtsソロは若干垂れ流し気味で弱いが,その分MorganのラッパとTimmonsのピアノが十二分にカバーし聴衆を興奮のるつぼに…。
ただしRCA盤の最大の欠点はラジオ局が録音したというのに音がヘナチョコで情けなかった。
CD化された時も改善されずイライラさせられたものです。
しかしこのGambit盤は永年のウラミを十分晴らしてくれました。半世紀を経て名演は真の名盤として復活したのであります。
しかも全曲を3枚から2枚にまとめる親切さ!!
みなさん往時のファンキージャズを楽しで下さい。