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大リーグ・フィリーズ10,000敗―“友愛の町”球団が負けても負けても愛されるわけ

価格: ¥1,200
カテゴリ: 単行本
ブランド: 志學社
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フィリーズのファンの一人です ★★★★★
おもしろく拝読しました。 小生は、1989年10月から1990年12月まで、Philadelphia郊外に駐在したのをきっかけにPhilliesのファンになりました。その後、2003年から2008年にNew Yorkへ駐在しました際にもPhilliesの試合を見に行きました。2007年と2008年には、キャンプ地のFlorida州Clearwaterにも行き、いずれもDivision優勝につながりました。
今回記載されていた7月14日には、著者と同じく、球場にいました。日本人があの球場にいらっしゃったことが驚きです。また、同年9月の最終戦で優勝を決めた試合も球場で見ることができ、感動を味わうことができました。
この本は、貴重な本です。 ただし、数カ所、誤記をみつけました。例えば、p.212のドム・ゴードンはトム・ゴードン、p.230の先発はモイヤ―、p.137のハメルズはベテランではありません。
しかし、全般を通じ、単にフィリーズの物語に留まらず、広く米国の文化や歴史をよく調べられていることに感心しました。
本物のファン ★★★★★
フィラデルフィア・フィリーズがついに10,000敗を迎えた。1883年の設立以来球団創設から125年、本拠地・球団名を変えることなくたどり着いた大記録である。1980年にフィリーズはマーク・シュミット、グレッグ・ルジンスキーを要してワールドシリーズを初めて制した。100年近くよくも地元ファンは辛抱づよくフィリーズを応援し続けたものだ。その後もフィリーズをわが町のチームとして応援し続けついに10,000敗に至ったのは、ある意味ではファンの勲章ともいえる。筆者の佐山氏は9,999敗からの3連戦(昨年夏)を取材にフィラデルフィアに駆けつけ、10,000敗を迎えるわが町のファンの、悔しいような、それでも4万5千人が応援に駆けつけるスタンドの姿とその背景にひろがるフィラデルフィアの街、その歴史を見せてくれる。日本であれば、巨人・阪神のような人気チームではなく、楽天に寄せられる仙台のファンの想いが100年以上続いているような、ファンの存在と愛情の厚さをじわっと感じさせるドキュメントである