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津和野殺人事件 (光文社文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
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津和野に行きたくなります ★★★★☆
おなじみ浅見光彦シリーズ、初期の作品です。
地名+殺人事件というタイトルではいちばん最初のものになります。
巣鴨で母・雪江が発見した死体は津和野の素封家のものだったところから物語りは始まります。
警察とは全く違った視点で事件を見つめる光彦の推理は、いつもながらに見事です。
最後の決着のつけ方は賛否の分かれるところでしょうが、私なんかは光彦が警察の人間じゃないからこそできる解決の仕方ではないかと、密かに絶賛していたりします。
この作品を読むと、津和野に行ってみたくなります。
私も旅行に行きました。 ★★★★☆
山陰の小京都-津和野-が舞台の浅見光彦シリーズです。
津和野の歴史・宗教の歴史を肌に感じることができる作品です。旅行のガイドブック以上に津和野の歴史が分かり、津和野の観光名所はほとんどストーリーの中にでてきます。実際の津和野には「朱鷺家」のモデルであろう観光名所もあり、浅見光彦の足取りを追う旅ができます。

浅見光彦が初めて津和野に訪れるシーンで井手のつぶやく「津和野です」の一言が心に残り、きっとあなたの足も津和野に向かう事でしょう。

心に響くミステリー ★★★★★
最近の内田作品は「社会悪」を対象にしたものが多い中、(社会悪ものは個人的にあまりおもしろいとは思わない)この「津和野殺人事件」は本当におもしろかった。ミステリーで感動することはちょっと不思議であるが、あまりにも感動したので、ついつい津和野まで足を伸ばしてしまった作品。文章も津和野の町の情景を鮮明に描いており、なかなかの力作。この作品を読んだのはもう4,5年前になるが、未だに思い出すと胸がキュッとなる。内田作品の中で最も好きなものの1つである。