傑作の部類
★★★★★
この傑作にレビューが無いのは大変残念です。つたない文ですが応援させていただきます。
この物語は主人公の父親、先祖から続いていて断片的に回想があらわれます。
どの順番でコマを読めばいいのか分からないこと多々あり。ですがそれがこの不可思議な物語に
あっているようでもあり、非常に散文的でありながら叙情性を秘めている。
何を書いているのか分からなくて申し訳無いですが、この作品は非常に客観的な視点で描かれてありながら
読む者に強烈なインパクトを与えるシーンが多いのです。
あまりにも淡々と進むが故に感情が振りまわされます。喜劇でもあり、悲劇でも有る。
まだまだ一巻目なので続きが待ち遠しいです。買って損は有りませんと思います…
人が生きるということの悲喜交々、記憶の断片、それらがまぜこぜになり混沌としながらも
最後に分かりやすくこれはどんなストーリーだったのか作者がわざわざ解説するあたりが面白いところでもあります。