インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

契約 (光文社文庫)

価格: ¥650
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
Amazon.co.jpで確認
面白かった〜 ★★★★☆
本当に久々に面白い小説家に出会った気がします。
前半は、少々だるさはありますが、中盤から「主人公は一体どうなるのか?」と気になってページを捲り続け、どうなるのか薄々気付いた頃には「何故こんな目に遭うのか?」と動機を知りたくてページを捲り続けました。
後半はあっという間です。一気に読みました。
強いて言えば、最後は二人の攻防戦をみたかったな〜という感じです。
そこが残念!
主人公のキャラからしたら、あの結末は分かるのですが……。
女性の怖さをひしひしと感じます ★★★☆☆
いつも楽しみに待っている明野照葉さんの新刊です。

牧丘南欧子、三十四歳。つまらない仕事。くだらない恋人。サエない日常。下り坂の人生だ。そんな時、突然の申し出が舞い込む。ある人物が彼女を見込んで雇いたいと言っている。ついては、試用期間の契約を結びたいというのだ。提示された多額の報酬と不思議な仕事内容。その契約書が彼女の運命を大きく変えてゆく……。
〜〜〜データベースより〜〜〜

今回も最初から最後まで明野さんならではの一種独特な不穏な空気感
(けれどそれが最大の魅力でもあります)を漂わせながら物語が展開されて行きます。

物語の主役、牧丘南欧子も決して好人物とは言いがたいけれど、
「善人」のはずの桃子が途中から南欧子以上の悪人に見えてしょうがなかった。

表向きは南欧子の為と言いつつ、心の奥底には根強い復讐心が渦巻いている、
その執拗なまでの復讐こそイジメにイジメで対抗する嫌な女に見えてぞっとさせられました。

やっぱり女の敵は女?
明野さんの作品はこれだから止められない。