人間の力が、いかに小さいか
★★★★★
今まで、自己啓発本や成功本を何冊が読んできたが、まったく役に立たなかった。役に立たなかったどころか、かえって敗北感や自己嫌悪におちいるばかりだった。
願えば叶うや、自分が変われば周りが変わるや、自分の目標を紙に書けだの、自分の態度が周りを映し出す鏡だの、ポジティブな言葉を唱えろだとか、感謝が足りないだとか・・・・・・・・。
とにかくどの本も、自分を変えること、要するに自分次第で人生は切り開けると言ってる本がほとんどった。
みなさんも、学校や会社で、そのように教えこまれた人が、ほとんどではないですか?
だが、この本はまったく違う。
私は今、自然にまかせた生活をするようにしているが、人間の力がいかに小さいか身にしみている。一滴の水させも作りだせないのが人間なのだ。
考えてみたら、人生は想定外な出来事の連続。1人の人間が人生を作りだせるなんて全くの思い上がり。こんな簡単なことさえもわかっていなかったのだ。
今まで、なんてムダな時間を使ってきたのだろう。それを教えてくれたのがこの本。
この本のおかげで、今後、くだらない本を読む時間とお金が節約できた。くだらない情報に一生ふりまわされないで済みそう。
ただ、私ももちろん100%信じているわけではない。この手の本は、賛否両論があって当然。
みなさんも妄信しないで、自分が受け入れられる所だけ参考にしてください。
ただ、この本が私を救ってくれたのは事実。この本に出会えた運命に感謝。
表現の仕方しだい。
★★☆☆☆
残念だが、この手の本は最近になって翻訳され始めたが海外の翻訳されてない成功哲学本や精神世界系の本では数年前から言われていることが書かれているに過ぎない。
この手の情報はネット環境でなら検索してタダで入るのもポイントが低い。
だが、難しい哲学文を庶民感覚の文章で期待しているなら良いと思う。
この本を読んで何人の人が生き方が変わるか楽しみだ。
手放す
★★★★★
たとえば、恋愛などは、相手と自分の生活状況により、よくわからない関係(遠隔地恋愛、ダブル不倫、その他いろいろ)などができたりすると思いますが、心の持ちようは、いつもいっしょにいられる恋人同士とは違ったものになると思います。いままではいつもいっしょにいたりできる職場恋愛をしていたのに、新しく知り合った人が出張先の人でめったに会えないとかだと、いままでの前例で事を考えるわけにはいかず、相手とつきあえる程良い心の距離感を算出しないとならないと思います。そういうとき、この本のような「こうあるべき」というのをどれだけ手放せるかということは、とても重要だと思います。森田健さんは、ご自分のご家庭や、ご自身のセックスまで例に挙げて説明されていて、わかりやすいと同時によくここまでオープンにできるものだと驚きます。
出世とか恋愛成就とか一般的に「幸せ」と言われる状況はありますが、他人から見て不幸のように言われる状況にあっても、本人は他人にはわからない理由で「幸せ」と思っている可能性もあり、実際の幸せは、「幸せな状況」というのと違って、「こうあるべき」という思い込みや常識を手放した所にあるのかもと思いました。幸不幸って、その区別は、ただある出来事を常に色メガネ的に判断しているようにも思われ、「自分が今幸せか、それとも不幸か」と考えることそのものを手放して、判断しないことが一番幸せなのではと思いました。
もう少し進歩が欲しい
★☆☆☆☆
なんだかなぁーーー。
この人の書いた物はいつも同じパターンで進化がないのだ。
最初に書いた書物はオオーーという感じで驚きに満ちた
内容で面白かったのだが、段々と薄汚れて面白さがなくなってしまった。
この人が広めている占いでもそうだ。
佐藤六龍氏の書いた内容とまったく同じだもんなぁぁぁ。
面白かったです!
★★★★☆
かなり目から鱗がぼろぼろ落ちました(笑)
精神世界の本、自己啓発の本・・といろいろ読んできましたが、そのどれともちがう。
押し付けがましさがないのがいいのと、「他人に親切にしなくていい」「反省しなくていい」という点が気に入りました(笑)
もちろんそれは、「自分自身(のキモチ)をまず大切に」という観点からだと思います。
エー!?うっそー!?とか言いながら読んでる自分が可笑しかった(^^;)
おっしゃってることをすべて鵜呑みにすることはないと思いますが、心が軽くなることは、確かだと思います。
おすすめ。