二番煎じ感は否めない
★★★☆☆
宇宙世紀0084年、対テロ部隊「BGST」を率いる若き指揮官イットウ・ツルギ中佐が
連邦政府内部の是正と暗躍する謎の組織「シン・フェデラル」と対決するという内容。
前作『オレら連邦愚連隊』同様、カトキ・ハジメ氏デザインの新型MS群や迫力のアクションバトル
ギャグ要素などが健在ですが、あまりにもその路線の変わらなさに倦怠感を覚えたのが正直な感想です。
また、イットウが武道の達人であるため漢字名の奥義が毎回登場したり
二つ名を持つ敵キャラが必殺技を繰り出すなど、作風が少年誌の格闘漫画風の色彩が濃くなっており
宇宙世紀の世界観にそぐわない気もしました。
ただ、純粋なバトル漫画としては気兼ねなく読める内容に仕上がっているため
初めて読む方やガンダム設定に拘りの薄い方にはオススメです。