再就職を真剣に考えている方々にご覧いただければ、有益な本かもしれません。
ただ、雇用保険（基本手当）の延長給付や基金訓練のお金目当てで受講するのは如何なものか、誇大に書くのも如何なものかと感じました。

職場の環境がよくないために転職活動中なのですが、知りたかったことや事情がよく分かり助かりました！（まだ実質助かっていませんが（笑））
いかに『資格』が大切か、そして職業訓練が実践に伴う仕様であるおかげで就職できる確率が高くなることなどの知識が付いたことは大きいです。
これから相性よい仕事とのご縁があることを目標に頑張ろうと思います。

熟読していましたが、本書にない制度がたくさんありました。
本書にも書いてある通りハローワークにいってきいてください。
意外に何でも教えてくれます。

１．内容
職業訓練についての情報は、ハローワークやインターネットで調べることは出来る。しかし、準備不足で訓練施設を利用とすると、思いがけない落とし穴がある。そこで、失業関係に詳しいフリーランスライターの著者が（巻末プロフィール参照）、選び方、合格までの方法論、少しでもおトクになるような利用の仕方を伝授したのがこの本である。
２．評価
実際試したわけではないので著者推奨の方法論が妥当かはわからないが、職業訓練についての知識を得る上では役に立ちそうな一冊である。ただ、以前『若者就職支援」１５０％活用術―バイト・派遣・契約から正社員になる!』のレビューで書いたような欠点（求職者をバカにしていると取れる表現）がまだ散見されるのが残念である（ｐ２１「努力が足りない」、ｐ６２「就業意識の低い」）。著者はもう少し想定読者を思い浮かべて書くべきである。以上、内容星５つ、欠点が直っていないことで星１つ減らして、星４つ。