研修旅行にいかが?
★★★★★
地下観光、聞いただけならなにやらあやしげな雰囲気だが地下施設を紹介したまじめな観光ガイド本である。
よくある◯◯研修旅行と言うあやしげな寄金や税金を使ったただの物見遊山にぜひ利用してもらいたいとおもう。
本書への悪気はないがこれで両者ともに一見あやしげだがまじめなモノとして通用するだろう。
立ち入り禁止箇所にも…
★★★★☆
日本は狭い。だからこそ地下鉄だとか、地下街、それからこの本で紹介されている地下施設などが数多く存在するワケだが…。
さて、地下施設というと、鉱山、防空壕、上下水道施設などがある。地下は温度も一定していて、そうした施設として活用し易いというのもある。愚生も以前、この本の中にも登場する「松代大本営」を訪れた事があった。終戦となった為、本土決戦に備えて作られたこの施設も結局使用せずじまいだった。歴史に「IF」は禁句だとされているが、「もしここを実際に使用していれば…」と思うと日本の国土はどうなっていたであろうか?
こうして日本の地理・歴史・産業といったものをこれらの施設を見てゆく事で勉強になろう。B級スポット的に見がちだが、実はそうではない、奥深いものだ。
圧倒的なスケール・異界感は秀逸
★★★★☆
一般人でも見学できる日本の地下施設(地下空間)25箇所を
カラーページたっぷりのガイドブックの形にまとめた一冊。
鍾乳洞や坑道には馴染みがあるが
巨大な放水路・共同溝・地下農園などの写真から感じる
圧倒的なスケール・異界感は秀逸である。
憧れの地下世界
★★★★☆
著者のブログや前書を読んで、こういった所にも行けるのかと感心していたところに、
この「観光ガイド」が出ていたので購入しました。
岩見銀山や龍泉洞などは、もともと観光地として有名で普通のガイド本にも載っていると思いますが、
戦争戦跡や地下発電所、地下研究所に地下金庫などもまとめて集めてある本はこれくらいではないかと思います。
日常的な観光に飽きた方にはオススメです。