第一印象は「薄っ!」
★★★★☆
通販で購入すると届くまでわかりませんが、まず読む前に感じるのは、本が薄い!
では中身は薄いかといえば、本自体の薄さ以上の充実さはあるかとおもいます。
使いこなせると大変便利なsedとawkですが、とりわけBSD,RedHat,Solaris,HP-UX,IRIX...といったUNIX系では正規表現が同じコマンドでも異なるため、それについてもっと詳しい記述がほしいところ。値段と本の厚さを犠牲にしてもそうしてほしいと感じるのは、唯一ともいえるsedとawkの解説書のためでしょう。
オライリーの本は偏向的なものが多い反面、専門性の高いものも扱っているので「やはり」助かるなあと感じました。