みなさん書かれているように、マニア的には物足りない写真集で、内容が写真集としても資料集としても中途半端です。
写真自体も、当時すでに時代遅れな兵種であったことからか、ＰＫ部隊による演出のかかった写真も少なく、多少失望しました。
ただ現在同種の出版物もなく、「列車砲＆装甲列車」を理解するだけならこれで充分な気がします。
特に昨今流行りの「異世界戦記もの」や「パラレル戦記もの」を読む上での副読本には相応かと思います。

直接関係はないのですが、今は無き「旧陸軍鉄道連隊」の地元民としては嬉しい一冊です。

興味本位で購入してみましたが。
戦場写真集となっていますが、実際は列車砲の種類や歴史について文章で記載されていましてその割合が高いです。
肝心の写真というと列車砲を説明するためのおまけ程度でした。文章のほうもどこかで読んだような記事で目新しいものはありませんでした。
列車砲のことをあまり詳しくない方が勉強するにはよいかなという感じです。
くれぐれも模型製作の参考にはなりませんのでご注意を。

マニアの人には物足りないかもしれませんが、私的には非常に満足です。かなり貴重な写真があり、ああ、列車砲ってこうなってるんだと納得。ＴＶドラマ、コンバットでも時たま出てきました。サンダース軍曹の砲撃観測で、いつもつぶされちゃうんですよね。１分に１発しか撃てないとか、知らない人で興味のある人にはＧＯＯＤです。

このシリーズは名前ばかりで、特に新しい写真も無く写真にシャープさもないのでまったくつまらないです。今まで「ドイツの戦場写真集」や「ドイツ空軍戦場写真集」とかが出てますが、どれも文庫本の中に印刷されてる写真程度と思っていた方が良いでしょう。
期待するとがっかりします。
列車砲の写真集では航空ファンの「列車砲写真集」が本当の写真集といえるでしょう。
しかし、この様子だとこの出版社は次は「ドイツ軍艦写真集」か「Ｕボート戦場写真集」とか出すんでしょうね。多分・・・・・。