例えば、母音の長短は原則として無視する立場をとりながら、わざわざ「トガ」を誤って「トーガ」と記すなど、少しでも監修者なり、古代ローマ史の常識のある人なりが目を通せば気付くはずのミスが放置されているのは、かなり問題だと言えましょう。他にも固有名詞の間違いが若干目立ちます。