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ハイドン:交響曲第100番「軍隊」、第104番「ロンドン」

価格: ¥1,800
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサル ミュージック クラシック
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期待通りの演奏 ★★★★☆
ピリオド奏法という言葉が普及して久しい。ハイドンに関していえば、古くはディレク・ソロモンスとレストロ・アルモニコによる演奏(すでに絶版)などを辛うじて知っており、この演奏にもある期待感を持って望んだが、もちろん裏切られることはなかった。 私個人にとって彼は1980年代にリコーダ、フラウトトラヴェルソ奏者としての盛期を迎えた頃に出会った気になる存在だったのにも関わらず、他の団体に比べて一時的に惚れ込んだりはしてこなかったことを白状する。だからこそ、刺激が長続きして面白いのかもしれない。

 「軍隊」の演奏に関して言えば、やはり第二楽章が面白い。 確かにどこかブリュッヘンらしい遊びが見える。 これは聞いてみてのお楽しみである。もちろん軍楽の要素を取り入れた曲であるためシンバルとトライアングルというハイドンらしい交響曲に対する実験だから当然とはいえ、やはり耳になにやら刺激が飛び込んでくる。 まさにハイドンのハイドンたる交響曲の一つだろう。
「ロンドン」も、本来は大編成なのにすっきりと聴こえる演奏なのは、あえて楽器の数を減らしたことことにあるようだが、思ったほど強弱に現れない。さすがである。これも緩徐楽章がやはり聴き所だとおもう。 ハイドンはゆるいテンポを退屈させないことが大事だと思う私の偏見もあるのだけれど。