人は人を簡単に見抜く(印象づける)、だから気をつけよう。
★★★★☆
この本のいい所は人を見抜くポイントをあげた上で、印象の大切さと解決策を教えてくれるところにあると私は感じました。読みやすい文章と構成なので頭に入りやすいです(それも著者の計算でしょう)。
読んでみれば当然と思われる内容が多いですが、実際に自分が良い印象を与えているかとなれば疑問がでてくるでしょう。なので、この一冊を持っていて戒めのために読み返すのもいいでしょう。
大切なことは「相手視点」で、見て、考え、相応しい答えを出すことだということです。
著書があげている例の中で印象的なのは、「店員(スタッフ)に横柄な態度をとらない」ことでしょう。多くの人が言い、本でよく書かれていますが、本当に損です。
それを元ホテルマンの著者が具体例(部屋のアップグレード)をあげて言っているので耳を貸してもいいのではないでしょうか?