最近よくある吸血鬼もの。
ただ、契約がどうとか主従関係とかは既存吸血鬼ものと比べてあまり関わってこない作品。
(多少ありますが)
私は他の吸血鬼ものと少し違う雰囲気を感じます。絵の雰囲気もありますかね？

キャラたちはとても魅力的です。それぞれ闇を抱えて日々考えて生きている。
マンガをすでに読んでいる人は分かると思いますが。
ただかなりサイドストーリー的なのでこれだけでも読めると思います。

原作者の書き下ろしのマンガとイラストがそれぞれ見開き１ページ。
絵のファンの方も買って損ないかと。
ただ星が４なのは、小説のネタが盛り上がりに欠けると感じたからです。
原作は事件は起きるけど結構ほのぼのなのでそれにあわせたのかもしれませんが、
もうちょっと違った感じにしても面白かったかなと。

少し感じただけで作品自体はオススメです。マンガも是非。