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戦車大研究 (歴史群像アーカイブVol.16)

価格: ¥1,200
カテゴリ: ムック
ブランド: 学習研究社
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歴史群像シリーズのWWIIにおける戦車の記事を集めたもの ★★★★★
歴史群像の過去の記事から、第二次世界大戦時の主要な戦車について解説した記事を集めた本。

・ドイツのIV号戦車:大戦を通して主力に。III号と異なり発展余裕度が大きかったので、大戦中の仕様の追加変更に応えられた。また、機甲戦の理論に裏打ちされた運用性が優れていた。
・ドイツのティガー:強力だが、欠点も多い。ただし、931両の損害に対して連合軍7000両以上を破壊。質で量をカバーしようとする試みは一定の成果を収めたともいえる。
・ソ連のT-34:火力・防御・機動力で傑出。ただし、速射性に劣る点など、設計上運用性に劣る部分を一時期ドイツに突かれる。改良を施し強化。T-34-85はティガーにもかなり対抗。
・日本の九七式戦車:正式化時点では優れた戦車。基本設計が良く、砲塔を変えるといった進化にも応じられた。しかし、後継機の開発に苦戦しているうちに時代遅れに。
・アメリカのM4:5万両近くが生産。発展余裕度が大きくいろいろな型が作られた。突出した性能はないが、アメリカの広正面作戦に合った信頼性の高い戦車。
・イギリスのチャーチル:低速だが重装甲で、英軍の思想がよく出ている歩兵戦車。量産が間に合わなかった。
・イギリスのクルセイダー:アフリカ戦線でロンメルに対抗。高速。しかし、英軍兵士は故障の少ない米軍戦車を評価。
・フランスのR35とB1 bis:大戦当初ドイツよりも多く保有しながら、戦車戦への認識不足からカタログでは見えにくい仕様に欠点が多かった。
・イタリア軍の戦車:山地向きの小型歩兵支援戦車を多く準備。中戦車は機動力に問題があり、重戦車は間に合わず。

他に、幻の四式戦車、ドイツの突撃砲、キャタピラの種類による特性の違いといった戦車に関する各種コラムがある。軍事に詳しい雑誌の記事が元になっているだけに、読みごたえがあって詳しい。