宝物です
★★★★★
初めて「遺伝」を勉強するために多くの本を購入しましたが、これは読み始めてすぐに、勉強用とは別にもう一冊購入して宝物として保存しておきたいと思ったほど、素晴らしく、わかりやすい本です。整理された内容とわかりやすい表現は何度読み返しても学ぶことが多く、良い本に出合えて良かった、と心から思います。
医学部学士編入の指標にもなる
★★★★★
某有名予備校の医学部学士編入講座で絶賛されている本です。
この著書の内容が基礎講座の理解度の指標となるとされています。
実際、学習を進めるとこのレベルがわかりだし、マスターしたとき模試でも中盤から上に上がれました。
分子生物学で、これほどコンパクトにまとめられた本はなかなかないことを保証します。
おもしろく読める分子生物学
★★★★☆
読んでおもしろい分子生物学の本は珍しいと思いますが、この一冊はそ
れにあたると思います。
必要な基礎知識は、高校の生物学と高一くらいの化学でしょうか。
クエン酸回路とDNAの転写くらいがなんとなく分かっていれば大丈夫です。
なんだか分からない部分は読み飛ばしても、後への影響は小さくて読み
やすいです。
それでいて、基本から最新知識までおもしろく読めるので、分子生物学に
興味がある方は読んで損はないと思います。(専門家のぞく)
「細胞の分子生物学」の一般向けダイジェスト
★★★★★
著者の意図とは違うかもしれないが、私はこの本を
「分子生物学を専攻する学生のバイブルである「細胞の分子生物学」の
面白い部分を取り出して、初学者でも分かる言葉に書き下ろした入門書だよ」
と言って紹介している。
バイオ関係は様々な入門書が出ており、
それらは確かに分かりやすいかもしれないが、あまりに簡略化が過ぎて、
そこで得られた理解は、実際に分子生物学を勉強した人の理解とは
だいぶかけ離れたものにとどまっていると思う。
この本は、タイトル通り、はじめて読む人でも理解できる筆致でありながら、
内容に妥協せず、研究者が見ているのと同じという意味で、
「正統」な細胞の世界の見方を教えてくれる。