既にレビューされたとおり、親子で手軽に楽しめるだろう逸品。
しかもよく見るととても深い本。
文字の情報部分だが、キャプションに列車愛称と形式が混在しているが、これは仕方ない。
というより初心者相手に、わかりやすく簡潔に伝えるのは大変だろうと思うが、ここまで出来れば成功だろう。
写真は第一人者と鉄道写真の神様の手によるものだから、たとえ小さな説明写真といえども抜かりない。
編成写真も王道という感じで綺麗だが、ところどころに大胆なアングルのショットもこの本の目的を損ねない程度に散りばめてある。
これらが共鳴し、子どもにも、そしていい意味で子どもの心を持ったかつての子どもにも、鉄道車輌の楽しさが伝わるものとなっている。

子どもが電車好きなので、とにかくたくさん車両が載っている図鑑がないか探していたときに、この本を見つけました。学研の「電車１５００」という図鑑と、どちらを買おうか迷ったんですが、値段が安い上に、こちらのほうがいっぱい写真が入っていたので、こちらに決めました。日本中の電車がすべてのページにぎっしりつまっているので、子どもも興味津々。毎日ちょっとずつ読み聞かせして、親子で楽しんでいます。