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Symphony 9-Choral

価格: ¥2,337
カテゴリ: CD
ブランド: Testament UK
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重厚で堂々たる歴史的名演 ★★★★☆
クレンペラー指揮フィルハーモニア管が1957年11月15日にロンドンで行った第九の
ライヴ録音です。名盤として有名なEMI盤第九録音の直後に行われたライヴとの
ことです。
特筆すべき点は3つあり、1つ目は1957年の録音とは思えないほどの解像度と質感
を備えていること(マイク位置の関係か、ソリスト4名とコントラバスの音が大きく
聞こえてきたり、音質がよいといっても現在の録音レベルから見れば高音域が多少
キンキンしたりするといったことは仕方ありません。)、2つ目はソリスト4名が
非常に上手いこと(ライヴでこれだけの歌唱ができるとは驚異的です。)、そして
3つ目は熱気あふれる堂々たる力演であるということです。
ライヴ録音はどうしても演奏上の傷(ミス)が出るというマイナス面がありますが、
聴衆を前にした集中力と高い燃焼度を備えるというプラス要素があります。
この録音では明らかにプラス面が大きいです。テンシュテット指揮ロンドンフィル
の1985年ライヴ録音、ハイティンク指揮コンセルトヘボウ管、フルトヴェングラー
指揮バイロイト祝祭管といった超・名演に比肩しうるだけの要素を備えた見事な
演奏であり、貴重な録音です。クレンペラーの指揮も燃えたぎっており、それに
フィルハーモニア管が全力で応えていますし、ソリスト4名も独自性を出しつつも
結果的にクレンペラーの掌の上で見事に踊っているといった感じです。明らかに
主役はクレンペラーといえるでしょう。
凄いです。。 ★★★★★
スタジオ盤ではクールで透明感のあるベートーヴェンが聞けるが
これはさらに熱っぽさが加わる。ハラハラ・ドキドキ手に汗握る白熱
の演奏だ。
若き日に活火山といわれた時代を彷彿とさせる。
情感的なフルトヴェングラーの第9が戦後の第9の解釈の原典になったと
思うがこれは
クレンペラー様にしかなしえない超個性的稀有な演奏の記録。
圧倒的な名盤! ★★★★★
これほど充実した第九が他にあるだろうか!オケ、合唱、録音全てにおいて最上級!'57liveとは到底思えぬ鮮明クリアな超優秀録音がこの名演を完全に捉えている!
第一楽章から緊張感漲る熱演で巨大な音楽のうねりは圧倒的。第二楽章はティンパニ怒涛の激打に鳥肌が立つ!なお反復により第三楽章より長い。第三楽章は速いテンポであり、もう少しゆったりの方が好みだが、それでも結構歌っている。終楽章は起伏に富み、時折テンポが走ったり破錠寸前の凄まじい熱!合唱レベルも高く、全体に驚異的な水準の高さだ。ラストのティンパニ激打も決まっている。
愛聴盤に成り得る演奏! ★★★★★
 オーケストラと合唱と独唱と指揮者
四者が一体と成った演奏!

 力強く、堂々と、されど荒れること無し。
「熱情を持った調和」とでも形容すべきか。
ライブ盤、そして1957年の録音にも関わらず
音質は極めて良好。

 この演奏に四の五の書く必要はない。
『第九』の名盤、いや究極盤である。
これこそ一家に一枚のCDだ!
とにかく聴け!!
大理石の塊・・・ルートヴィッヒ ★★★★★
「フランス・ムジーク」誌のインタビューで,20世紀最高のアルトのひとり=ルートヴェッヒは「クレンペラーは?」と聴かれ「大理石の塊」と答えている.
「なるほど」と,同意せずにはおれぬ発言だ.

EMIのプロデューサ,レッグは良くも悪くも当時のイギリス音楽界を牛耳ったが,彼がクレンペラーに惚れ込み,膨大な良質のステレオ録音レコードを遺してくれた事は評価したい.

そしてこの盤だ.
この盤に比べたら,同じキャストで日付もほとんど変わらない,EMIのステレオ録音盤は”死に体”だ.初レコード化という事でマスターテープにダメージがほとんど無かったのではないだろうか,音質も比較にならぬ素晴らしいものだ.うれしい話だ.
クレンペラーの指揮の気宇壮大さもさることながら,私はここでは特に歌手の充実ぶり,特にホッターのバスが聴けることに喜びを感じる.2回目移行はホッターの歌唱に注目して聴いてみて頂きたい.