アニメとも比較し易い第7巻
★★★★★
アニメでも放映された一年時の文化祭との比較で
二年生になった朔や姫ちゃんの成長が感じられます。
大勢の人達の中心になって行動できるようになった朔と
(この点は昨年、文芸部の手伝いをした経験が生きているかも)
好きな男の子以外の人にも目を向けられるようになった姫が今回のイチオシ。
大学の描写も入り、美星達の卒業も半年後で将来を踏まえながら
どのように本作が纏められていくか今後も注目です。
宙をみんなに見てほしい
★★★★★
天文・青春・笑い・感動、などなどを凝縮した7巻目!!
物語は朔の演劇から始まります。小夜の家で、毎年青年会が行っている子供会・・・ですが、青年会が草野球大会でハッスルしすぎたために、青年会が行うはずの子供会を天文部員全員ですることに!!
今年の子供会は、なんとお芝居?!お芝居とは縁がない天文部。
それでも、お芝居の演目は神話をすることになり、必死に練習する天文部員たち。
子供たちの瞳に何かを残せたら・・・と美星の言葉で、子供たちに楽しんでもらおうと天文部員たちは頑張ります!!
そして、季節は秋となり、文化祭の時期がやってきました。朔にとっては2度目の文化祭。今年の文化祭のテーマは「団結」!!天文部は、今年こそ出し物コンテスト優勝を目指し、去年よりもレベルアップした出し物を出すべく、部費を見て見ますが・・・部費がない!!
そこで、去年出したプラネたん(自作プラネタリウム)を出すことにしますが・・・プラネたんも壊れてる!!そんな中、路万部長と近江さんの大学の学祭を見に行きます。
大学での路万部長や近江さんの様子を見た小夜は、「来年はみんなと別々の違う時間を過ごしている」ことを実感したことを、学祭の帰りにみんなに話します。
そんな小夜の言葉で、今年は学校を巻き込んでの観望会を開こうと、美星が提案します。朔は観望会をみんなでチャレンジしようと切り出します。
観望会の提案をフーミン(生徒会長)に出しますが・・・当然のように却下されます。が、朔は「今年でこのメンバーと過ごせるのは一度だけなんだ」という想いや去年の文化祭のことを悔やみたくない気持ちに動かされ、何とか観望会を実行できるように奮闘します。
奮闘している中、英語研究部、マッスルマニア部、合唱部2軍の人たちと出会い、朔は前夜祭を思いつきます。前夜祭の提案を、フーミンに提案してみると・・・何と前夜祭ができる許可が!!許可が出たかわり、朔は前夜祭番長に!!
朔は率先して前夜祭の指揮をとり、みんなと協力して準備をしていたが・・・台風が到来!!前夜祭当日は台風の影響で、準備していた野外ステージはボロボロ。
しかし、諦められない朔は野外ステージに戻ってみると、そこには美星の姿が!!美星も何とかできないかと思って戻って来ていた。すると、今まで協力していた英語研究部、マッスルマニア部、合唱部2軍のみんな、そして天文部員が集まり、壊れたステージをもとに戻そうとできる限り頑張ります。
時間もない中、ステージの修復を間に合わせ、文化祭が始まります!!
この話の他にも、文化祭の閉幕後に、オリオン座流星群を見に行こうという話や、姫が告白を受ける話し、おまけに笑ちゃんの石猛者覚醒の話しがあります!!
今回も笑いがあって、感動があって、とても心が温かくなりました!!次の8巻目も楽しみです!!
変わらないテンション、揺るがないスタイル。
★★★★★
まにまにの7巻。
ついに朔にとって2回目の文化祭のシーズンがやって来た。去年の自分の青い思い出(笑)を踏まえ、今年こそは準備に専念すると誓うもプラネたんの破損で万事休す。だが路万部長の大学の文化祭を見て天文部は決意する「みんなで文化祭を星空でのっとろう!!」。
ああっ、楽しそう!
なんだか表紙の時点から楽しさあふれんばかり!ということで今回は作中での2回目の文化祭の模様が描かれています。天文部は特に大学の文化祭に触発されて去年より良いもの作ったるという熱意が凄まじい。しかしまたしても天文部に予期せぬ事態が・・。この苦難をどうやって乗り切るかを朔たちは考えます。ちなみに他の部の文化祭での動きも見る事ができました。とにかくマッスルマニア部、良かったね(笑)。あと相変わらずみんなテンションが高くてこの文化祭に混ざりたいぜって気持ちにさせるのがこのマンガのニクい所。
ぶちょおおーー何してんですかー!!な路万部長も登場(笑)。
巻末には幼き日の日佐壁さんの我が道を行くスタイルに笑ってしまう。
そんなこんなで今巻もすっごくおもしろかったです!