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池田大作の軌跡 2―評伝平和と文化の大城

価格: ¥1,000
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 潮出版社
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大宅壮一の後悔 ★★★★★
 本書の242〜243ページにある。

 ここで挿話を一つ。一九七〇年十月下旬、大宅壮一は息苦しさを訴え、新宿区の東京女子医大に担ぎ込まれた。弊誌「潮」の編集者が病床を見舞った。ベッドの上で大宅は、封印していた過去を静かに振り返りはじめた。
「私は『潮』との付き合いを通して、創価学会を知った。今になって思えば、大変すまないことをしたと思うことがある」
 天井を見上げながら、苦い記憶を絞り出すように言葉を継いだ。
「昭和三十年代半ばのことです。全日仏(全日本仏教会)の幹部が泣きついてきた。『最近、創価学会という宗教が勢いを増して、われわれの信徒がゴボウ抜きのように取られている。このままじゃ、たまったもんじゃない。創価学会は、こんな嫌らしい宗教だ、と言えるような話はないだろうか』と。そこで、うちの若い衆に聞いてみたのです」
 若い衆。大宅グループと呼ばれた「ノンフィクション・クラブ」の若手ジャーナリストたちである。
「『創価学会は葬式で香典を持って行く』『位牌や仏壇を壊す』というのはどうか、となりましてね。根拠は何もなかったんだが……。これが全日仏を通して、一斉に全国に広がってしまったのです。言論人として、本当に申し訳なかった」
 大宅さん、今ごろ詫びても遅いじゃないか。

 しかし、詫びないよりは何億倍もマシだ。ご冥福をお祈りします。
真実の歴史 ★★★★★
自分の身を守るが先か、民衆の為に自らをなげうつ精神を理解できるか。
池田大作氏を認める人と認めない人の分岐点は、この尺度で測ることが出来る。
創価学会と池田大作氏へのデマや中傷が、砂上の楼閣に築かれた日本人の拙い宗教の悪弊
が源であることが証言をもって記録されているのである。
これからの日本の政治経済そして真の教育の改革の成否は、
民衆の為に誠実を尽くす人物を、日本国民が見分け応援できるか否かにかかっていると言える。
ついにゲット☆ ★★★★★
やっと手に入れたよ〜ん、池田大作の軌跡!
地元じゃ全然売ってないんだもーん。
東京の友だちから送ってもらっちゃいました(^^;

で、さっそく夜に読もうと思ってたら……
もうママが読んでる!!(*`O')/★

クーちゃんは表紙が好きだよ☆
ブラボー! ★★★★★
こういう本を読んでみたかった。
創価学会については、これまでに様々な本が出ているが、読み物として面白いのは、間違いなくコレ。
かなり徹底した取材をしていることが分かる、抜群のエピソード。予断、憶測、独善ではなく、あくまでも事実に基づいた展開。
全9章ですが、1章ごとに完結しているので読みやすい。ぐいぐい引きつけられます。
3巻、4巻……と続くことを願っています。
日本発の文化 ★★★★☆
 誰もが「池田大作」という名前は知っている。
 しかし、テレビや新聞からは、その言動は伝わってこない。
 その一方で、本人の言動とは、おそらくかけ離れたところで憶測や風聞が飛び交っていて、
判断材料が圧倒的に少ない受け手としては敬遠するほかなかった。
 
 ところが海外に行くたびに創価学会の広がりを事実として実感した。
 韓国では、雑誌で創価学会の特集が組まれ池田氏が表紙になっていた。
 オーストラリアでは、現地の女性から「生まれた時から創価学会員だ」と言われたこともあった。
 
 日本が世界に誇る文化としてマンガ、ゲームソフトが語られる昨今。
 この秀逸なノンフィクションは、日本発の文化として「池田大作」という人物がいることを教えてくれる。
 日本で氏のことを正確に知りたいのであれば現在のところこれ以上の作品はないだろう。