潜水の安全のために
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潜水には、初歩から熟達に達するまで、安全性が求められる。
潜水医学に必要な物理、解剖生理、酸素中毒、炭酸ガス中毒、一酸化炭素中毒、窒素酔い、減圧症、骨壊死、低体温症、などさまざまな症状がある。
また、素潜り、ベル潜水、送気式潜水、スクーバ潜水、飽和潜水、バウンス潜水、大気圧潜水など。潜水艦脱出および救難方法、今後の潜水のためにこれまでの潜水法を見直す方向。
本書は、基本的な潜水医学の知識を体系的に、詳しく解説。指導的立場にいるダイバーや臨床の最前線にある医師に読んでもらいたい潜水医学の入門書である。
ダイビング人口を増やす意図があってか、「潜水は安全である」「誰でもできるスポーツないしレジャーである」というスローガンのようなものがあって、安易に潜水に取り組む姿勢があるが、要注意である。