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これでいいのか東京都大田区 (地域批評シリーズ日本の特別地域 9)

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: マイクロマガジン社
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ネタ本としては面白いのかな ★★★☆☆
大森貝塚の記念碑は大田区なのに貝塚自体は品川区、とか
昔映画撮影所があった蒲田にはいまや面影もない、とか
海沿いなのに漁師がいないこと、など
大田区民にとってはもはやどうでもいいことなどは興味深かったです。

が…紙の質は厚く本体は薄く文字が大きめでこの価格は微妙。

著者の方は実際に池上線沿線に住んでみて、書いたそうですが
(ほかのシリーズもそうなのでしょうか?)
大田区は広く、書ききれないことが沢山あったそうです。
取材というよりはデータを集めて、歩ける範囲のところを
スポット的に集めた個人的感想集のような気がしました。

平坦な地域に偏り、坂の多い歴史ある馬込地域はスルー。
なぜか鵜の木、長原、下丸子、武蔵新田などは好意的に
書かれています。不動産関係から後押しがあったのでしょうか。

ユザワヤについては4ページも割かれている割に全く中身がない。
直接取材をしたわけもなくただ訪問した感想が述べられています。

雅子様ご成婚時の商店街エピソードが書かれていますが
雅子様のご実家は久が原ではありません(笑)。
また、ダイシン百貨店はディスカウントショップではありません。
ほかにも間違いは多々あると思います。

たぶんこのシリーズは面白おかしく読ませる傾向だと
思いますので、「超ビンボー」「オシャレ」というような
大げさかつ軽めの表現が目立ち、不快感を与える場合もあります。

転居時の参考には「東洋経済」「ダイヤモンド」などの特集記事、
町歩き、観光には「散歩の達人」、「るるぶ」、「Walker」などガイドブック、
そしてリアルな情報はネット上で「まちBBS」の併用をお勧めします。