対象年齢調べ忘れ...
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子供とソロモン流というテレビ番組を見ていて本のことを知り、子供のために購入しました。もう少し大きい子供向けだったようで小学二年生にはまだ読めない漢字がたくさんあったので全部読んできかせました。
猛禽類の話がほとんどで、猛禽好きの息子には興味深い話ばかりだったようで色々考えたりしながら喜んで聞いていました。北海道の絶滅の危機に瀕する鳥たちの生き方や今置かれている状況など、親子でとても勉強になり買ってよかったです!!
「プロフェッショナル」を支えるのは、読者一人一人の行動。
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人生で初めて出合うノンフィクションとして創刊された、児童向けノンフィクションシリーズ「世の中への扉」第1弾。
適度にルビも振られ、小学校中学年程度であれば一人で読めるのではないか。
町の獣医師として診た、初期乳癌の犬を「安物の雑種だから医療費をかけたくない」と、安物を捨てるように扱う心ない飼い主の前に、獣医師として苦しむ犬を前に何もしてあげられず、人間への不信感を募らせる辛さを味わい続けるのでなく、以前からのライフワークであった野生動物に携わる獣医師として、環境省の募集とタイミングも合い転職した筆者。
そのフィールドは、感電・交通事故といった、人が開いてしまったザルの目から落ちて傷つく野生動物の保護、回復させて野に帰すだけでなく、人災の目止めとして死にゆく動物たちの数を減らそうと原因を突き止め、関係団体に働きかけ、ハンターからの脅迫文にもめげず講演会を続け、法整備されるに至るまでと幅広い。
筆者の活動は、6〜14歳まで過ごした仏ベルサイユでの原体験にある。
効率第1で自然を破壊し、子どもが自然に触れる機会もほぼ無くしてしまった自然豊かな国に住む読者一人一人が、筆者を讃えるだけでなく、自然保護へと関心を持つ本として、親子で学ぶ1冊。
信念の方です
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以前、‘ プロフェッショナル〜仕事の流儀’を拝見し、感銘を受けた者です。
とにかく、猛禽類の絶滅を防ぎたいと、情熱的に活動されているお姿が印象的な方。信念に裏打ちされた行動力で、長年ブレずに活動されていらっしゃるところが素晴らしいと思います。獣医師として、人間としての真剣な想い、願いが伝わってくる本‥パワーの源は、やっぱり‘愛’なのだと思います。猛禽類に関心がなくても、応援したくなります。すごく純粋なポジティブなパワーをもらえます。
この本は、まずこれからの未来を担う子供達に、まず読んでもらいたい本。夢や目標をなくした、思い出したい大人にも‥。
まさにプロフェッショナル
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NHKの番組 ”プロフェッショナル 仕事の流儀”で名前を知り、早速読んでみました。
日本では誰もやらなかった「野生動物専門獣医師」という仕事に、信念を持って取り組む姿が印象的でした。
日本にもこういう人がいる事を誇りに思います。