潤兄サイコッ!YEAH!!
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谷潤のサイコッ!な随筆集めまくりの一冊っす!まだまだ若手で、龍之介や春夫なんかとホォ〜プり具合競ってた頃書いた、当時の文壇のドン、漱石の『門』に関する批評に始まり、すっかり大御所、大谷崎と呼ばれまくりな晩年に書いた、まだまだ若手時代の水上勉の『越前竹人形』の批評で終る構成は、なかなかの谷潤ファンごころくすぐらせな構成っす!あの名作『陰影礼賛』もノォ〜カットで収録されておりまっす!谷崎版日本文化私観的内容で、谷潤の後期文学を支えまくりの、あの(ナショナリズムゥとは無縁な)日本文化への愛着のディ〜プさが、覗けまくり状態でサイコッ!な共感、呼び覚ますこと必定っしょ!ナショナリズムゥともマルキシズムゥとも懸隔キィ〜プって傑作だれずに書き続けられた谷潤の原点覗ける秀逸エッセェ〜っす!他にも文壇の裏話や、食べ物俺これ好き的ヨタな話も、谷潤の手にかかればサイコッ!な名随筆に転生THANK!っす!谷潤、やっぱサイコサイコサイコッ!YEAH!!