え、このタイミングで… !?
★★★★☆
以前パイオニアLDCから発売されていた本作は早くにDVDが廃盤になり、長らく映像で見ることが困難でした。
それがいきなりポニーキャニオンから再リリース、しかもBlu-rayとのこと。
昨今の『ベスト・キッド』公開によるジャッキー再ブームの波に乗ってのことでしょう、他社からも旧作のBlu-ray発売が相次いでいます。
せっかくBlu-rayにて再発売するのであればクオリティには十分に気を遣って頂きたい。
好きな作品なので楽しみにしています。
作品自体は言わずもがな、ジャッキー作品中でも群を抜いて女性人気が高いラブロマンスを盛り込んだ異色作。
ストーリーがとにかく丁寧で、割と他の作品と比べるとしっとりした印象の作品。
アクション的な「カッコいい」ではなく、女性映り的な意味での「カッコいい」ジャッキーが存分に堪能できます。
また、同時期に製作された『WHO AM I?』との差別化を図ってかスタント系アクションではなく趣向を凝らしたアクションが多いのも珍しい。
ブラッドリー・アランとのクライマックス・バトルや『レッド・ブロンクス』以来の木人(鉄人?)シーンも見所の一つです。