ガハハハハ
★★★★★
痛快な本。50年ほど前、私が小学生のころ、四国の田舎の図書館で、読書中の24,5歳の、どこぞのアンちゃんが、数分ごとに「ガハハハハ」と大声で笑い出す。余りに愉快そうに、とても大声で笑うので皆がびっくりしてみてるのに気がついたアンちゃんは「大声だして済んません」。ぴょこたんと頭をさげてから本にもどる。でも数分後、また「ガハハハハ」。みんな怒るどころかニコニコしてそれぞれの読書に。今井聖「ライク・ア・ローリングストーン」を読んで、前記の約50年前の体験を思いだした。面白さを保証します。