初めての本格デスメタル。
★★★★☆
メロデスを聴きあさっていたのですが、ある時に本格的なデスメタルも聴いてみようかなと思い調べたところ、このバンドが代表的だと紹介されていました。とりあえず視聴はしてみたのですが、ジャケットが他に類を見ないほどグロいので買うには覚悟がいりました(笑)演奏がとにかく正確でデスメタルの狂気とパワーが伝わってきます。ヴォーカルは本当の悪魔みたいに極太の低音、そして演奏に負けないくらいの見事なリズム感とキレっぷり。どこをとっても相当なテクニックと表現力を持ったバンドです。過激な音楽でイカれたい人は聴いてみましょう。
まさに、音の暴力。
★★★★★
アメリカはNew York産、音の凶器の7th。
しかし、硬い音。Colin RichardsonといいAndy Classenといい、
どうしてこんな硬い音で録るのか。まるで金属製のヤスリでガリガリ削られてるような気分だ。
またこの頃になるとChris在籍時のようなドロドロ感は後退し、
精密機器のような緻密で冷ややかなサウンドに変容している。
凄まじい演奏技術による濃密に音が詰め込まれた楽曲。めまぐるしく変わるリズム。
時に剃刃のごとく、時に気のふれた狂人のごとく変化するギター。
慈悲のかけらも感じさせないグロウル。
硬い音質は、ザクザクしたギターリフの殺傷能力を倍増させている。
さながら高機能殺戮マシーンだ。
疾走パートもあるが、アルバム全体としては激しくテンポチェンジを用い
緩急つけて圧殺にかかる。
Erik Rutanプロデュースの疾走する彼らも捨てがたいが、
個人的には本作のような緩急自在な作風のほうが好み。
Morbid Angelが魔闘気を纏った北斗の拳とするならば、
さしずめCannibal Corpseは鋭利な切れ味の南斗の拳といったところか。
アルバム1枚通して聴くと心身ともにぼろぼろに刻まれたような気分になれる。
捨て曲無し
★★★★★
ヴォーカルのジョージ・コープスグラインダー・フィッシャーが在籍してからの最高傑作と言われています。私は個人的に三曲目でジョージが「BLOOD!」と叫んでいるところが聞き所だと思います。
曲自体はほとんどが2、3分位から4分で疾走しまくりなので、ヘッドバンギングしているとあっという間に曲が終わります(笑)
疾走するブルデス!
★★★★★
このアルバムでは、いつにもまして疾走するカンニバルコープスが楽しめます。デスメタルに理解のない方が聴かれると、全部同じ曲に聴こえることでしょう。いや、失礼!そういう人達が全部聴けるわけなかったな。だってモノホンのデスメタルだからね。デスメタルファンであっても、疾走タイプとミドルテンポのギターリフを活かしたタイプと好みが分かれると思うけど、どちらのタイプが好みであってもこのアルバムは一聴の価値あり!頭の中をぐちゃぐちゃにひっかきまわしてくれます!
疾走しまくりのブルータルデス!
★★★★☆
1999年発表の7th。
何枚出そうが全く衰えないカンニバル、このアルバムはいつにも増して、徹底的に速いです!疾走好きは買いです。音楽的にはそこまで全作とは変わらないものの、かっこよけりゃそれでいいじゃん!?