粉体を研究している方に。
★★★★☆
粉体の数値計算でよく使用される手法について基本概念と基本となるアルゴリズムをまとめた本です。DEMなどいろいろな手法が記述されていますが、数値計算を利用して粉体の研究をなされる方には、利用したい手法についてのみ熟読して、プログラムを作成することが可能なようになっています。M. P. Allen "Computer Simulation of Liquids", Oxford Univ Pr. と共に読んでいけばソースをかけると思います。その他の粉体に関係している方には、粉体の数値計算がどの程度進んでいるのかを短時間で知るのに適した図書ではないかと思います。