堪能しました
★★★★☆
20歳〜24歳の栄華の絶頂を極めている光の君を小野大輔さんが、
20代半ば、初めての挫折感を味わって須磨で隠遁している源氏を井上和彦さんが、
それぞれの雰囲気で好演されています。
和彦さんはさすがです。
栄華の頂で挫折し、都を離れて須磨まで流れてきて、
それでも魅力を失っていない源氏にうっとりしました。
聞きながらすっかり明石の君の気分に同化してしまい、
語りが終わりそうな時に、別れを惜しんで
「待って!もう少し」と言いそうになりました。
シーンが出会いではなく、別れだったのもよかったです。
小野さんは、人生の絶頂にある源氏の君の、厚かましいまでに自信満々で、
強引ですが抗い難い魅力をとてもわかりやすく表現されていたと思います。
出会いとその後数年を経た後と両方のシーンがあったので、
2人の変化が、朧月夜の自由奔放な魅力も含めて楽しめました。
小野さんは本編もよかったのですが、照れ照れのキャストトークが特によかったです。
ナレーションも源氏の世界をうまく作り上げていて、トータルで満足な一枚になっていると思います。
これをきっかけに明石、朧月夜の巻だけでも読んでみるとさらに楽しめるのではと思います。
紅盤相当です
★★★★★
聞いて「これ白盤!?」と吃驚してしまいました(笑)
これは確実に紅盤相当の一品だと思います。
小野さんは若干低めのお声で演じておられて、シナリオにすごくマッチしております。
朧月夜を強引に暗がりに押し込める所など黒い部分も魅力的に聞こえました!
舌打ち、吐息、リップ音がとても印象的です。
井上さんは本当に何を語られても色っぽく聞こえますね!
明石の君との別れのひとときの切なさが熱っぽく耳に残りました。
紅百合盤に比べてこちらは大人の男の光源氏。かなりおススメです!
吐息が・・・・
★★★★★
男の人の吐息って、こんなに色っぽいものだっけ?(笑)
凄く近くで耳元で囁かれてる感じです。
小野大輔さんの声って、女の私が聞いても
妙に女性っぽい色気がどことなくあるのよね〜
その声にやられてしまうのだけど(笑)
トークでの小野さん、テレてる感じが可愛い。
井上さんは相変わらずおもしろいし、
買って損はしないと思います
え、白百合?
★★★★★
こちらは
光源氏図鑑 百合編 白百合編
ということで、光源氏わからないし、基本黒盤が好きな私は購入を迷いましたが、大好きな小野D、そしてレビューを読んで購入を決意しました。
当たりです、ほんとに
何が当たりって、小野Dの美声にやられました!強引で遊び慣れてる。でも朧月夜を愛する気持ちはとても伝わってきて切なくて。 声が見事にマッチしていました。キスの時などいちいちエロい。もう赤面しちゃいます。
個人的にシリーズの中で最強です。
井上さんは大人の男性を上手く演じていらっしゃったと思います。素晴らしかった。別れの場面なのに、悲しいはずなのにドキドキがとまらなかったです。 ささやき声に酔わせていただきました。
光源氏はまったくわからない私ですが、興味をもてましたし、なにより白百合でこのレベル!!!
ノーマークだった光源氏シリーズ集めたくなりました。
これはお勧め!
★★★★★
前シリーズの男前図鑑同様、こちらもシナリオがよいので聴き応えは十分。
露見すれば身の破滅。そんな危うさに煽られ一層燃え上がる恋情と
運命の出会いで結ばれた明石の方との身を引き裂かれるような別れの切なさを
小野さんと井上さんが熱く艶っぽく演じておられます。
クライマックスでのお二人の囁きは圧巻。
何度聴いても何度も萌えて痺れて酔える逸品。
ステキな声で熱烈に口説かれてみたい!そんな思いを
存分に満たして余りあるほど尺もたっぷりあって このお値段ならお買い得。
お二人のファンだけでなく源氏物語そのものがお好きな方にもお勧めしたい一枚。