待望の5巻
★★★★☆
後輩で主人公に惚れている女の子が一歩踏み出します
まぁ確かにどうせ何もないだろう?という感じにはなります
正直何か衝撃的な事をしてくれないとあと数巻で終わるような内容です
自分としてはGEは好きな漫画だし頑張ってもらいたい
自分の予想では後輩さんがどれだけ頑張っても
無理は無理です
絵については苦手な人が多いかと思います
内容については自分は好きなのでオススメします
絵関係なしに読んでみてください
見る前に読まないんじゃなくて見て決めて下さい
ギャルゲーとかする人ならハマるかもね(笑
まぁ色んな人が読むことを望みます
そしてこれからの展開に期待します
ということで星4
個人的には先輩とゴールしてほしいかな
5巻にして早くも(?)マンネリ化。
★☆☆☆☆
■概評
「恋愛バイブル」として売り出したGEの第五巻。
この巻がなくとも話を進めるに当たって何一つ支障がありません。
主人公の優柔不断さと不自然なほどに起こるアクシデントでひたすらグダグダ引き伸ばしただけの巻でした。
当初の通り恋愛バイブルという路線を貫けないなら話を畳むのも選択肢に入れるべきだと思います。
ラブコメディのヒロインというのは一種の商品なのに、その価値を傷つけてから真っ当にラブコメディをしようというのはいささか厳しい気が。
■ストーリー
酷評になりますが、おそらく今までの巻で一番内容の薄い巻でした。
内容は「ヒロインといい感じになりかける」→「アクシデントでうやむやに」が殆どです。
各話ぶつ切りで見ると急展開に次ぐ急展開という煽りは正しいですが、一巻単位で見ると何も進んでいません。
売れているラブコメ作品(ex.「To LOVEる―とらぶる― 1 (ジャンプコミックス)」)は基本的にラッキースケベが一話完結なんですよ。
でも、この作品って話を跨ぐんですよね。話の引きで「どうなるんだ」と読者に期待させるのがパターン化してるといいますか。
ただ、肩透かし展開が多すぎて「どうせ何も無いだろ」と読者に感じさせてしまうのは痛い。
「バイト先で後輩に押し倒される」「元憧れの先輩と部屋で二人きり、ベッドに倒れ込む」
でも、何もありません。やはりメインにするには弱いんですよね。
一話で出来ることを二話でやったら話が薄くなるに決まってるじゃないですか。
一巻では奇襲的にやって次巻への上手い引きを演出していましたが、それに頼り過ぎると読者が慣れてしまいます。
話を動かすのに偶然を多用しているのもやはり頂けない。
物事に理由付けをせずただ展開を垂れ流すことで物語を構成しようものなら作品の質が落ちるだけだと思うのですが。
また稚拙なテニス描写や都合のいい学校や大会・部活のシステムも展開のために作られた舞台のようで×。
リアルを売りにするならその辺の描写も現実に即してするべきだと思うのですが。
■登場人物
他者の気持ちを考えず、身勝手で自己満足な行動を取るヒロインにはげんなり。
また先輩とのハプニングの一部始終を友人に報告・恋愛のために朝練をやめるなど恋愛脳の主人公(というか登場人物はほぼ恋愛脳ですが)も気持ち悪い。
何故モブキャラ含め恋愛の話しかしないのでしょうか。高校生とはそんなに薄っぺらいものですか?
■作画
特筆すべき点はありませんかね。安定してます。
ただ泣き顔が気持ち悪いのは……という感じでしょうか。線が太くなります。
■その他
作者さんは女子大生やガールズバーに取材しているそうですが、そもそも高校生の恋愛のリアルを描くのにそれは年代が違うような。
いや、男を落とすのに体を使う、模擬デートでお酒を出すバーに行く、やたらドロドロしている恋愛模様などの作中のズレた描写を鑑みれば納得ですが。
■総括
「元彼と再会してしまう!?」「超積極的アタックでついに……!?」
との次巻予告ですが、この巻を読む限り全く期待出来ません。どうせ何も無いでしょう。
こう言われても全く否定できないのが現状です。作者さんはいつまでこの状況を続ける気なのでしょうか。
マンネリ化した現状を打開するためにも、メインでの何らかのアクションが欲しい。
何一つ話が進まず同じことを繰り返していただけなので星1です。
ニヤニヤしました(笑)
★★★★★
今回の話は個人的に面白いです!晶先輩や黒川にはニヤニヤさせられました(笑)
大沼は...うん。
巻末の予告では次巻で黒川の過去が!?
これは期待大です!