ファンならば安パイ
★★★☆☆
一定の水準をキープし続ける山本梓の最新作は北海道を舞台に、擬似キャンプ・擬似旅行感覚が味わえるような演出となっている。相変わらずのスレンダーボディだが、年齢の為であろうか、これまでになかった「丸み」或いは「ふくよかさ」が感じられる。だがスレンダーさに男好きフェイスから放つ笑顔の力は衰えてはいないので安心されてもよい。むしろ肉感派の私としては、スレンダーでありながら柔らか味を覚える肉体に多少眩惑された、ということを付記しておく。ただ内容及び露出・完成度は過去作品と変わらぬ仕上がりなので余程のファン以外は食指の伸びにくい一冊と言えよう。山本梓の活躍を祈念する。