他の皆さんも書いていらっしゃいますが、このNHKホール前のしょこたんの状況はかなりきびしい声帯炎で、会話すら制限してこのステージに臨んだ彼女の心境は、まさに胃に穴があくほどの緊張だったと思います。ブログでも、お願いだから声、出て！と祈る彼女の想いは痛いほど伝わってきました。全国のしょこたんファンもまた、そんな彼女と一緒に、何とかこの日、奇跡がおこって彼女の声が出ますように！と、自分のことのように祈っていたに違いありません。

そして当日、奇跡が。
しょこたんの、そして見守るファンの想い・願いがまさに天元突破して天に届きました。

オープニングが元気に、楽しく始まり、会場のテンションはどんどんUP。
そしてこの頃劇場公開されていたグレラガの「続く世界」から、その熱気は一気にドリルとなって天に届きます。
このコンサートがすごいのは、しょこたんはもちろんのこと、この会場で参加していたすべての人が、想いをひとつにしてこの奇跡の瞬間を作り上げたことに尽きるでしょう。
ひとの思いにこんなに力があるなんて。
こんなにみんなの想いがひとつになることが、感動的で素晴しいことだなんて。
しょこたんを好きなひとなら、この日のコンサートがいかに感動モノか、この映像を見るときっと伝わるはずです。
実際その場に行けなかったひとにも是非見て欲しい。
特にいま、悩んだりさみしい思いをしている人にこそ見て欲しい。

ひとりの思いでも奇跡を呼ぶことはありますが、たくさんのひとたちがみんな一緒の気持ちでまとまって起こす奇跡がどんなに素敵なことか。

これは、ただのコンサート映像じゃなくて、そういう人間のプラスの思念エネルギーがひとつになって奇跡を起こした記録でもあります。


しょこたん、ほんとうにおつかれさま。
たいへんだたけど、よくがんばったね。
そして、こんな素晴しい感動をどうもありがとう！
しょこたんのステージの中で、きっと歴史に残る素晴しい瞬間だったと思います。
参加した会場のみんなもすごい！
みんなのおかげです。
どうもありがとう。感動をありがとう。

しょこたんファンにも、アニメファンにも、グレラガファンにも、レイヤーさんにも、そしてまだあんまりしょこたんを知らないけど、気になっているあなたにも。
是非見ていただきたい。

奇跡の波動を身体中で感じてください。
オススメです。

2009年ツアーファイナルであるNHKホール公演は、
色々な意味で神がかったコンサートとなりました。

ツアー期間中に数多くの公演をこなし、
いつも全力で歌い続けた翔子さんは、
ついに声帯炎になってしまい、
通常の会話も苦労するほどに悪化してしまったのです。

喉に注射を打ってもそれほど回復せず、
この状態で数十曲も歌うコンサートを行うなど絶対に不可能。
今回の公演は中止になってもおかしくありませんでした。

翔子さんを心から心配するファンからは、
回復を願う沢山のメールや千羽鶴も届き始めます。
全国にいる数多くのファンは一心に祈りました。
「どうか、しょこたんの喉を治してください」と…。

そしてコンサート当日、リハーサルを行なった翔子さんは
常識では考えられない奇跡が起きていることを知るのです。
「昨日まで全くでなかった高い声が今日はでてる…」

その後、コンサートが始まってからの翔子さんの意気込みと、
その歌声にこめられる思いの強さは、
会場にいる私たちにもはっきり分かるほどで、
2009年ツアーファイナルは、
過去に沢山あった翔子さんのコンサートの中でも
最もクオリティの高いコンサートとなったのです。

魔法のほうきに乗って登場し、
イチゴのケーキの上でかわいいアイドルソングを歌い、
会場全員で踊るCAT Life、しっとりと歌い上げるバラード、
ロックで天元突破！怒涛のアニソンメドレーと
観客をまったく飽きさせません。

そして終了後の「笑顔の花のサプライズ」に号泣する翔子さん…。
全員の大合唱に包まれるNHKホール。
観客のみんなも泣いていました…。

この公演は、みんなの想いが奇跡を呼んだコンサートであり、
まさに伝説と呼べるものになったのです。


ちなみに、今回は衣装が大変素晴らしく、
私はコンサート後のアンケートで思わず
「凄く才能のある衣装デザイナーさんがいるようですね。
素晴らしかったです！」と書いたのですが、
後で翔子さん自身が衣装のデザインをしていることを知り、
その多才ぶりにビックリしたのです…。(^_^;)

声帯炎で開催自体危ぶまれたツアーのオーラス、NHKホールの映像化です。全曲収録されるそうです。
リハーサルの時まで声が出ていなかったという事で、本人は万全の体調ではなかったにも関わらず、素晴らしいステージを見せてくれました。
ロック有り、バラード有り、アニソン有り、コスプレ有り、笑い有り、感動有りの盛りだくさんの内容です。
コンサートに行った人も行けなかった人も是非、ご覧になってみてはいかがでしょうか。