サドラの扱いが酷すぎる
★★☆☆☆
第4話ではベムスターが登場します。レイはオキのアドバイスもあって、リトラとゴモラでこの強敵を撃破します。ベムスターの造形はなかなかですが、目がタレているせいか?カワイイ感じです。続く第5話では、冒頭でファイヤーゴルザが一匹(?)で、多数のサドラを次々といとも簡単に倒してしまいます。"メビウス"の時から思ってはいたのですが、サドラの扱いがあまりにも酷すぎると思います。しかも解説書には、"注目カード"として、ファイヤーゴルザの強敵ぶりを印象づける名バトルだとか書いてあったので、ちょっと違うんじゃないかな?と思いました。今の制作スタッフは、旧作品への愛はないのでしょうか?個人的に、サドラは特別好きな怪獣ではないですが、中には1番好きと言う方もいるのではないでしょうか?・・・もうちょっとやり方を考えてもよかったのでは?・・・と思います。また、その後ベラルゴシティでバンピーラが現れますが、何故か地球人のオキが、M78星雲のウルトラマンではないネクサスのスペースビーストの名前を初めから知っています。気になりました。
宇宙ギャルソネ・べムスター参上 !
★★★★★
円谷プロにとって大きな変化のあった2007年。これからも夢と良質なSFもあわせてシリーズを見ていきたいと思います。そんなわけですが円谷特撮の進撃はついに宇宙へ飛び出します。
BS11開局の目玉の一つとして全国放送された『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル 』ですが、すいません。なめてました。結論はかなり面白いシリーズです。どうやら第2シーズンの放送も決定したようですが、渋谷プロデューサー率いる大怪獣軍団が大あばれします。これがですね、また、そこかしこにメビウスばりの小ネタが散りばめられているんですよ。さすがメビウススタッフ。
「クぇー、オキャら」
惑星ボリスは、怪獣の巣と化しています。それは何故なのか?移民星ボリスを襲った異変の謎を調査すべくペンドラゴンは補給基地に進路をとります。それはボスの副長へのはからいでもあるのです。私事を胸に畳んでいた彼女には、はやる気持ちで心臓が早鐘のようだったのではないでしょうか?
そんなペンドラゴンを待っていたのは宇宙のギャルソネ、べムスター参上です。
レイはゴモラをオンスロット。近づいていく隊員たちの心を描きながら、レイという謎の青年にもほのかに何かが胸の中に灯り始めたようです。