傷だらけの栄光
★★★★★
15巻では全国大会の決勝、和合中学戦が描かれています。
準々決勝の北戸(きたのへ)中学戦ではイガラシがスタミナを大きく消耗し、
準決勝の南海中学戦では頼みの近藤が利き腕の爪を剥がすなど、満身創痍で臨んだ決勝は
一昨年夏、今年の春の大会を連覇してきた西日本の強豪、和合中のペースで進みます。
「キャプテン」史上唯一の雨天の許、敢行された試合の行方はどうなるでしょうか。
準々決勝のファール攻めや、準決勝の乱闘シーンがそれまでの「キャプテン」に相応しくなく、
やや冗長かつ散漫な印象を抱かせただけに、決勝戦には
「どんな場面でも諦めない」墨谷二中の野球の全てがこめられています。
谷口キャプテンのDNAを直接受け継いだのはここまでなので、
僕の中で次のキャプテン時代のエピソードは、後日談として捉えています。
青春とは・・・
★★★★☆
中学野球のおはなし
素敵なマネージャーと恋愛するわけでなく、才能豊かな天才プレイヤーがいるわけでなく、カリスマ監督がチームを甲子園(中学生だから甲子園には出場できないが)に導くわけでなく、ただ一年一年が過ぎて変わるキャプテンとその仲間が野球をするおはなし
読者が愛着のわいたキャプテンが卒業するとその後一切登場しない(例外もいるが)、結局中学時代の部活とはそうゆうものなのだろう
通過点としての中学部活、しかしその通過点である時代にすべてをかけて野球をする
清々しいと感じた。そして、このキャプテン達が野球が好きだから、強くなりたいから、その単純な理由でこんなにも頑張れることに感動する
準々決勝
★★★★★
『キャプテン』は続編の『プレイボール』と並んで小学館漫画賞を受賞した素晴らしいスポ根漫画です。よくある安易な設定がいっさいありません。目を惹くだけの得意技をもつものや、素晴らしい才能をもった人間達ではなく、ひたすら努力、努力、練習、練習で「キャプテン」を目指していく、という等身大の主人公が登場してそこにドラマをつくっていきます。そのよさは時代を超えて読むものをひきつける魅力を十分たもち続けていますので、是非昨今の安易な漫画に疲れた方にお薦めいたします。そんな『キャプテン』の本巻では春の選抜大会、近藤ひきいる墨谷二中は苦戦しながらもなんとかベスト8にくいこむ。だが続く準々決勝、相手はこの大会を最高打率で勝ち進む伊豆の名門・富戸中学。一点先取すれば!絶対に勝てるとふんだ近藤だが…
キャプテン (15)
★★★★★
『キャプテン』は続編の『プレイボール』と並んで小学館漫画賞を受賞した素晴らしいスポ根漫画です。よくある安易な設定がいっさいありません。目を惹くだけの得意技をもつものや、素晴らしい才能をもった人間達ではなく、ひたすら努力、努力、練習、練習で「キャプテン」を目指していく、という等身大の主人公が登場してそこにドラマをつくっていきます。そのよさは時代を超えて読むものをひきつける魅力を十分たもち続けていますので、是非昨今の安易な漫画に疲れた方にお薦めいたします。そんな『キャプテン』の本巻では春の選抜大会、近藤ひきいる墨谷二中は苦戦しながらもなんとかベスト8にくいこむ。だが続く準々決勝、相手はこの大会を最高打率で勝ち進む伊豆の名門・富戸中学。一点先取すれば絶対!に勝てるとふんだ近藤だが…
スポーツにはまった最終巻
★★★★★
どこにでもいそうな中学生達が全国大会を目指したりする。ひたむきな主人公達を応援団と化して最後まで応援しました。
野球が詳しくなくても最終巻まで楽しめた漫画。
古い漫画だけど味があってしたしみやすくて今でも十分すぎるほど楽しめます。
自身を持ってオススメ。
おもしろいよ。