悲しきファイアー
★★★☆☆
ベスト盤を除くと生存中出された最後の盤。若干ネタ不足が露呈した感じもあるが、スモーキーの(1)、オーハイオーの(4)といった他人の曲は悪くない。もっとも「ファイアー」はやはり師匠のOhio Playersにかなうべくもなし。オリジナルでは、ビリー・ベックのバスボイスがかっこいい(6)、「バック・トゥ・ザ・ベーシックス」、当時、初の黒人大統領の期待もあったジャクソン師への曲(7)もいけてる。しかし正直に言って、他の曲では初期の独創性や意外性があまり感じられず退屈な印象もある。ザップファン以外はあまり面白くないかも。