TV等で何篇か聞き読み気に入ったので、こちらで本を探し、タイトルに引かれた「さみしい王女・上」を購入しました。

「さみしい王女・上」が、金子みすず童謡全集[全６巻]の内、第５巻に当たるものだと、本が手元にきてから知ったので、全集を１巻から順番に読みたい方は
１・２巻「美しい町・上下」
３・４巻「空のかあさま・上下」
５・６巻「さみしい王女・上下」
上記の順番で購入して読むとよいです。

みすゞさんが「童謡詩人」と称されるのが分かる気がします。
タイトルの印象のとおり、切ないみすゞさん流のおとぎ話の解釈を知ることができます。

～先般、矢崎さんの講演を聴き、初めて金子みすずさんと詩を知りました。紹介してもらった詩のすべてが心に響いたので、早速本屋さんで文庫本の金子みすず童謡集を買いましたが、ますますみすずさんが大好きになり、どうしても全ての詩を読んでみたいと思うようになりました。このシリーズは、みすずさんが自分で３部を編纂し、残した詩集の原本どおりのもので～～す。みすずさんが、どのような思いで、この詩集を作ったかを知るとき、涙なしには読めないのではないでしょうか。このような詩集を作ってくださった関係者の皆様、本当にありがとう！～