良くも悪くも、デビュー戦以前の著作
★★★☆☆
石井さんが柔道に打ち込み、そしてプロ転向するまでの考え方がよくわかります。
柔道界の引いたレールのどの部分にどう感じ、どうしてそれを捨てたかがよくわかります。
共感できる部分、共感できない部分いろいろありますが、
石井さんがどういう人物かはよくわかりました。
ただ、デビュー戦以前の著作です。デビュー戦で完敗した点に関する記述がないため、
現段階で読むと物足りないと思います。値段に関しても、割高という印象です。
勝負と対峙する生き方
★★★★☆
この本に書かれているように、これまでの勝ち負けにこだわる石井の生き方には潔さを感じる。デビュー戦は不甲斐なく映ったが、勝負にこだわる男がこれからどのように変貌していくかがとても楽しみだ。実に純粋なこの男には、現代に失われつつある熱気を感じてならない。
期待ハズレ
★☆☆☆☆
中学時代の話とか、格闘技ファンにとってはどうでもいい話が大半。
石井の熱烈ファンなんて少ないのだから、今の格闘技界にビッグマウスでも吹かしてくれたほうがよっぽど面白いのに
いくら金メダリストでも、こんな若者の自伝なんて薄っぺらい。
結局、プロで実績がない時点では何を言っても説得力もないし、柔道頑張ったね!という感想だけ。
プロとして面白くない。