カイザ、ファイズのダブルライダーキック最高。
闇夜でフォトンブラッドが光るファイズとカイザはカッコいい。
北崎の魔神体にびっくり。アクセルフォームより速いんです。
ブラスターフォームも出てきます。飛行シーンの合成はちょっとアレ
でしたが、そのあとフォトンブレイカーでブルートレインもろとも
オルフェノクをぶったぎるのが非常にいいです。
んで555の大きな魅力ともいえるドラマ部分ですが、こっちもいいです。各キャラが感情で行動し、気迫がビンビン伝わります。とくに草加の怒り、苦しみはもう最高でした。「お前死にたいんだってなあ?俺は木場のように甘くはない・・・。望みどおりにしてやるー!」主人公を殺そうとするなんて・・・。いいぞ!
巧もやっと澤田の死からファイズとして戦うことを決意します。
しかし最後のΦ、Χ、Δの三人同時変身のとき、巧の横に澤田を殺した犯人「草加雅人(カイザ)」も仲間っぽくなってるのがなんとも言えません。しかし、ここら辺のアンバランスさが555の魅力ですね。
元祖反則ツールともいえるファイズアクセルですら歯が立たない北崎の龍人態、そしてついに登場する反則ツール第二弾ファイズブラスター。シナリオの面でも戦闘の面でも見ごたえがありますよ!
この巻の他の見どころは、TV版初登場のブラスターフォーム。またもや出どころ不明の新ファイズギアからなるこの形態、印象的な「Awakening」に始まり、「Faiz blaster take off!」「Faiz blaster discharge」等、音声サンプル鳴りまくり(つまりコード入力しまくり。使いにくそうだ)。圧倒的なパワーで、ドラゴンオルフェノクをも撃退します。但し、ここまで派手な活躍を見せるのは今回だけ。そういった意味でも必見です。
人間か、それともオルフェノクか…揺れる巧の心情。
今まで以上に“悩める主人公”と言える。
よく考えれば、初代ライダーもショッカーの改造人間、すなわち怪人だった。
本郷猛も乾巧と同じ様な心境だったのだろうか…。