大人も必読の良書
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中高生向けに書かれた「科学的思考法」の入門書だが、
大人(特に化学ギラいの人)も必読の内容だった。
「常識にとらわれると判断を誤る」「合理主義(教条主義)の危うさ」
「うそから大発見が生まれることもある」
「教科書(ルール)は書き換えられる」
などなど。
これって、ビジネスにも、日常の生活にも役に立つ考え方では
ないだろうか。
この本の初版は1977年、今から30年以上も前なのに、
30年以上たった今でも、「エセ科学」の類に簡単にだまされる人が
多い現状からみても、こういった科学リテラシーの本は、まだまだ必須である。
科学という哲学
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「科学的」という言葉はよく聞くが,具体的な中身は何だろう。
この本は,その問いに分かりやすく答えてくれる。
科学とは何か,そんな哲学を極めて分かりやすく,身近な例を交えながら解説してくれる。是非多くの人に勧めたい。
特に,この本の最後には,超能力者がブームになった当時に,それに「科学的」に対処していた筆者の様子が分かる。1970年代に書かれた本だが,現代でも決して古さを感じさせない。
科学ブームにはもってこいの一冊
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子供だけでなく大人も楽しめます。科学の楽しさが堪能できる1冊です。簡単な道具でできる実験が書いてあって、めんどくさがりの私も実験せずにはいられないくらいでした。
科学的っておもしろい。
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小学五年生の娘が読んで大変面白かったと言っていました。以下は彼女の感想です。
「“砂糖水からダイヤモンド”というものを自分で実験してみたいと思いました。このほかにもぜひ自分でやってみたいと思うようなことがこの本にはいろいろ書いてあって、とても面白い本です。“科学的”とは、予想を立てて実験して確かめることだと分かりました。」