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エイリアン・ラヴ・シークレッツ

価格: ¥1,785
カテゴリ: CD
ブランド: Sony Music Direct
Amazon.co.jpで確認
この特別価格をつけた7曲入りの未にアルバムは、その幅広いスタイル上の変動からして、Many Moods of Stevie Vai(スティーヴィー・ヴァイの様々な気分)と名づけても良かったほどだ。Bad Horsieは大画面で効果満載の怪物だし、Juiceはハイスピードのブギウギだ。The Boy from Seattleはメセニーの領域に接しているし、Tender Surrenderは微妙さとテイストをかもし出している。このすべてに加えてもう一つ、Kill the Guy with the Ball.(奴をボールで殺せ)は、フットボールのコーチがチームに発破をかけるのに使えそうなロック曲だ。 --Jeff Bateman
miniですが。。。クオリティーは指折り! ★★★★★
 1995年、Steve Vaiが発表したミニアルバムです。
 (時期でいうと、VAI「Sex & Religion」とSteve Vai「Fire Garden」との間です)

 収録曲数は少ないものの、曲の質は極めて高く、バリエーションもあります。
 7弦ギターでの独特なHeavy感が楽しめるtr.1
 師匠Satriani風なHard Boogieチューン、tr.2
 珠玉の美しさを誇るバラード、tr.7 などなど。。。

 最も面白いのが、tr.5 「Ya-Yo Gakk」!!!
 Vai先生の御子息・Julian Vai君の「やよぎゃ〜♪」「う〜〜♪」といった声をサンプリングして、楽曲にしたもの。
 ちゃんとした楽曲になっており、ジュリアン君は、ある種の「ロック・スター」になってます!
 ジュリアン君の声を、ギターでなぞったり、シンクロさせたり。。。Vai先生の愛情あふれる1曲です。
 ホント、聴いてて楽しい!です。

 また、日本盤には、Bonus Tr.「San-San-Nana-Byoushi(三・三・七拍子)」が収録されてます。
 後年の「Alive in an Ultra World」では、
世界各国の伝統的な音楽を、いとも簡単に「自分のメロディー」にしてしまうという、離れ技を披露したVai先生ですが。。。
この曲では、「タ・タ・タン、タ・タ・タン、タ・タ・タ・タ・タ・タ・タン」という「三・三・七拍子」ハンドクラップが入っています。
 とても面白い曲です。

 このアルバムの遊び心を十分に堪能するには、日本盤をオススメします。
ハードロック色が強いミニアルバム ★★★★☆
1995年発表の作品です。1984年発表「フレクサブル」での衝撃的なソロデビュー以降、一貫して変態&テクニカルサウンドを展開していますが、デビュー作で見られた実験的な要素をさらに進化させた感じです。実験的と書くと何やら尻ごみしてしまいますが、今までになくハードロック色を前面に押し出しながら、それをベースに自由に遊びまくるヴァイという趣で結構安心して聴けます。今回は子供の声をサンプリングした音源を狂言回しにして、独自の変態ワールドを展開しています。

わずか30数分というミニアルバムだけに何となく物足りなさ感は否めませんが、進化し続けるヴァイの軌跡を辿るためには重要な意味をもつ作品。余裕のある人は、スタジオライブ的な同名のDVDにまで手を伸ばしてみたら?
魔術! ★★★★☆
ミニアルバムでしょう。
すべて味わいつくすにはちょうど良いかもしれません。

一曲目は七弦ギターの良さを生かしたヘヴィなナンバー。
蒸気機関車のノイズや噴煙音までもギターで表現しています。
リズムが入った後は超ワイルドな曲として楽しめます。

全体の楽曲の質はとても良いのですが,
ハードロック的な曲とヴァイ特有の芸術的な曲が混在してるので
気持ちの切り替えが難しいかも知れません。

JUICE!!!!!!!! ★★★★★
ブギーのJUICE,スローバラードのTENDER SURRENDER,重低音リフのBAD HORSIE,JIMIに宛てたすごくきれいなメロディのTHE BOY FROM SEATTLE,リズムをトコトン追求したKILL THE GUY WITH THE BALL/THE GOD EATERS,SteveらしいソロのDIE TO LIVE,長男ジュリアン君の声をサンプリングしたVo.のかわいらしいがソロがすごくかっこいいYA-YO GAKKとどれもすばらしい曲です。STEVEの初めてのシングルギター(オーバーダヴィングがすごく少ない)でのミニアルバムです。ミニアルバムですが、内容はごまかしの一切ないレベルの高い作品です。Juiceは弾けると他ギタリストが皆、凄いと驚く、そんな曲です。タッピングの妙技を聴け!!!!!
音の魔術師が本領発揮 ★★★★★
この中で、一番凄いのが#5である。
当時はまだしゃべる事すら出来なかった自分の子供
(今では立派な少年・実際に会った!)の声をサンプリングし、
そのデータを切ったり張ったり並べたり…。出来上がった曲がこれである。
あたかも赤ん坊が歌っているかのように聴こえる。
#8は、どこか解釈を間違えた(?)ヴァイ流の3・3・7拍子。

全体的にロックしており、聴き所も沢山ある。
思わず「おぉ~」と思ってしまうプレイも随所に登場する。

全曲インストなのだが、本当に凄い。
ギターと言う楽器を知り尽くした男だからこそ創れた名盤である。