植物生理学の世界は非常に奥が深いが、このテキストは易しすぎず難しすぎず、植物生理学について専門的に学びたいという人が最初に触れるのにはレベル的に丁度良い一冊です。
例えばPhotosynthesisに関しては、The Light Reactions, Carbon Reactions, Physiological and Ecological Considerations
の三つ項目をそれぞれ別の章に分けて説明していたり、
植物ホルモンに関しては、Auxin, Gibberellins, Cytokinins, Ethylene, Abscissic Acidの五つのホルモンについてそれぞれの章で説明してあって、初めて学ぶ人には十分にその概要がつかめると思います。