14歳のときに読みたかった一冊
★★★★☆
文章も非常に分かりやすくちょっと笑える四コママンガなどがあり経済学初心者の僕でも抵抗なくサクサク読めて非常にためになりました。
新聞を読んでてもいまいちわからなかったけど、かゆいとこに手が届きこれを入り口にどんどん経済の本や新聞を読んでみたくなる一冊でした。
今からでも遅くないですよ
★★★★★
14歳はとうに過ぎている自分ですが読んでみて良かったです。
お金に興味を持ち始めた小学生の子どもとかに説明するのに役に立ちます。
今からでも遅くないですよ、お金について勉強してみてはいかかですか?
シンプルで本質がわかる
★★★★☆
とにかくわかりやすい。
物々交換から分業、そして経済発展。
バブルとバブル崩壊、不良債権。
株式会社、保険、年金、景気、
税金、グローバル化などが
たった2時間程度で学べる。
ところどころに入っている豆知識も
納得させられる。
シンプルな分、本質が学べるようになっている。
難しい経済書を読むよりは、まずはこちらを
読んで理解した方が良いと思う。
これだけシンプルに本質を伝えるためには、
言うまでもなく、著書に出てきていない多大な知識が
バックボーンにあってこそだと思う。
お金を取り巻く世の中の仕組みをやさしく解説
★★★★☆
本書の読者は小学校高学年〜中学生向けを想定しており、内容としてお金の定義(成り立ち)、
発展、社会との関わり、景気循環、国と税金、そして(国際)社会の仕組み、などテーマを
取り上げて6つの章を構成し、お金を共通の話題の中心にお据えて、世の中をお金がどのように
動いて、何が行われているか、ということを示した書になります。
各話題が見開き2ページで理解でき、全体的に文章での説明は少なめで、さらに内容を印象付ける
ために面白おかしくイラストが描かれています。
全体としてはバラバラの話題を寄せ集めた感も否めませんが、14歳向けの本とはいえ、
あとがきにあるように「働くということは、だれかを喜ばせることでもある」などという
意味深長な言葉にも出会える本です。
漫画で分かりやすく説明。基礎をしっかりと学べる
★★★★☆
タイトルには「14歳からのお金の話」とあるため、
活字だけでなく、4コマ漫画で要点を伝える
工夫が施されているのが本書。
そのため、活字だけで理解しようとする人だけでなく
それこそ、14歳でも理解できる構成になっているはず。
第一章でお金とは何か?と題して綴る。
そこで、もともとは「物々交換」だったとの話から始める当たり「原始経済」
を基礎から、分かりやすく伝えている。
第二章で「分業で豊かになった」と続け、複雑な経済の事象を
分かりやすく読者に伝えている。
さら第三章で「株式会社で人類は発展した」との章で、現代の株式会社の基礎を
伝えており、この本が14歳だけでなく、社会人向けに書かれた
本だという事を感取った。
タイトル通り受け取る事無く、社会人が一般教養の書物として
学ぶのに最適かもしれない。
ただ金融に詳しい方が読むと、意見は別れると感じた。
しかし、そこはタイトル通り「14歳〜」とあるので広い心で読むべし、と感じた。
巻末の”おわりに”で「何のために働くのか」での著者の結論が
「あなたも働いてお金を得る事で、だれかを喜ばせ、自分も喜こぶという仕事を見つけて下さい」という
メッセージに本書の狙いが凝縮された感じを受けた。
ただし、著者のお金に対する明確なスタンスが提示されていなかった。
そのため、今回は4つ星とさせていただく。
次回は、明確な立場から著者から示された時にそなえて、5つ星を取っておく事とする。